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ついやりがち!幼児の英語教育で親がしてはいけない5つのこと

「勉強しないと将来苦労するよ」

子供の頃に親から言われた経験のある人も多いのではないでしょうか?

素直に親の言うことを聞いて、勉強する子供もいれば、無理やり勉強をして嫌いになる子供もいます。

幼児期から英語教育をさせる親御さんは増えてきましたが、英語教育に関して親がしてはいけないこともあります。

意図せずにやりがちな行動やアプローチが、子供の英語学習に悪影響を与えることも。

今回の記事では、「幼児の英語教育で親がしてはいけない5つのこと」を紹介します。

具体的には、以下の5つが挙げられます。

  • 強制的にやらせる
  • 会話の中に英単語を混ぜる
  • 間違った発音で話しかける
  • 文法から教える
  • 成績や比較に重点を置く

代わりに取り組むべき方法や肯定的なアプローチについても紹介しますので、安心して幼児期から英語教育を行うための参考にしてみて下さい。

目次

幼児の英語教育で親がやりがちな5つの誤り

強制的にやらせると逆効果になる

英語学習を子供に押しつけることは、長期的には逆効果になってしまう可能性が高まります。

人は基本的に、自分自身の行動を自由に決めたいと思っているものです。

子供も同じように、自発的に学びたいという欲求を持っています。

親が「勉強しなさい」といった命令や指示をすると、子供は自由を制限されたとストレスを感じるでしょう。

すると子供は、自分には自由があるんだということを確認するために、反対の行動をとりたがる傾向があります。

幼児期から勉強を強要させると、子供が勉強嫌いになりかねません。

会話の中に英単語を混ぜると子供は混乱する

子供に多くの英語を覚えさせようとして、普段の日本語の会話の中に英語を混ぜるのは避けるべきです。

子供の言語能力がまだ発達途中であるため、日本語と英語が混ざると脳が混乱する可能性があります。

さらに、英語と日本語を区別せずに継続的に入力すると、自然な会話の流れが妨げられ、コミュニケーションが困難になることも。

例えば、「トゥモローはどこに行きたい?」や「今日は幼稚園でフレンドと何したの?」といった言い回しは避けましょう。

子供の英語力を向上させるためには、英語は英語のまま脳で処理することが重要です。

英語を聞いてから日本語に訳して考えて…話したいことを日本語で考えて英語に訳すといった方法は、効率的ではありません。

英語を聞いたら、直接英語で考え、話したいことを英語で表現する方法が効果的です。

もし家庭で英語教育を行う場合は、英語のみを使用する時間と日本語のみを使用する時間を区別するようにしましょう。

間違った発音で話しかける

子供に正しい英語の発音やイントネーションを身につけさせるには、親が間違った発音で話しかけないことです。

幼児期は耳が成長している途中なので、親が話した言葉はそのままインプットされます。

親が間違った発音で英語を話していると、子供の発音も間違った発音になってしまうのです。

正しい発音を身につけることは、将来的な英語のコミュニケーション能力に直結するので、注意しましょう。

もし、子供が間違った発音で覚えてしまっても、ネイティブの英語を聞く頻度を増やすことで、発音を直すこともできます。

英会話のCDや動画などの音声を流すだけでも変わってくるので、試してみてください。

文法から教える

子供に英語の文法から教えてしまうと、「文法ができないから英語は苦手」というイメージがついてしまう可能性があります。

日本人が英語を話せない人が多いのは、文法ファーストの教育だからです。

中学生のときに、英語の文法を勉強しましたよね。
S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)といった基本5文型です。

日本語の文法と違うので、苦労した思い出がある人も多いのではないでしょうか。

文法の勉強は、少し複雑で難しいイメージがありますが、あまり意識しないようにしましょう。

まずは、文法が間違っていても英語をどんどんアウトプットして話すことが重要です。

成績や比較に重点を置く

成績や比較に重点を置くことは、幼児の英語教育においてよくある誤りです。

子供たちは、自然な好奇心や探求心を持っており、楽しみながら学ぶことに意欲を持っています。

しかし、成績や比較に重点を置くと、子供の学習意欲が低下する可能性があります。

子供がプレッシャーを感じ、失敗を恐れるようになる可能性もあるので、注意が必要です。

正しい幼児の英語教育の方法

特に幼児期は、子供の心が不安定になると、学習効率も悪くなってしまいます。

子供に自信を失わせるような批判や否定的な意見を言ってはいけません。

例えば、「どうして出来ないの?」、「ここ間違えてるよ。」というようなネガティブな声がけは避けましょう。

家庭だけではなく、お友達との関係や幼稚園、保育園での生活によって心が不安定になってしまう場合も同じです。

子供と過ごす時間を増やして、心の状態はよく観察することが大切です。

幼児期の学習に必要なことは「強制」ではなくて「励まし」だけで良いのです。

子供が興味を示さないようなら、親は無理強いするのではなくて、時間をかけて子供の中に英語学習への本質的な情熱を植え付けることが効果的です。

自尊心と自信を育てるために、成果よりも努力や成長の過程を重視しましょう。

子供の自然な興味と好奇心を引き出そう

幼児の英語教育はその将来に大きく影響を与える重要な一歩です。

良かれと思ってやりがちなことが実は逆効果となることもあります。

子供の言語力を伸ばすにあたって、家庭でできるゲームやアクティビティなど英語が楽しくなるような遊びを見つけてみましょう。

みなとと
結婚2年目に癌で妻と死別したひとり娘を育児中の30代シングルファザーです。
娘の育児教育について書いております。
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